ヒアルロン酸まめ知識
ヒアルロン酸にまつわるちょっとしたまめ知識をご紹介します。
ヒアルロン酸の名前の由来は?
ヒアルロン酸は、1934年に米国コロンビア大学教授のカール・マイヤー博士らにより牛の目の硝子体から発見されましたが、Uronic acid(ウロン酸/糖の一種)という物質を多く含むことから、ギリシャ語のHyaloid(ヒアロイド/硝子体)と合わせて「Hyaluronic acid(ヒアルロン酸)」と命名されました。
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競走馬にも投与されていた?
ヒアルロン酸は、関節の炎症緩和剤としても使われていますが、そこには競走馬が深く関わっています。 関節炎を患い、廃馬寸前だった馬に注射したところ、なんとレースに出場し、勝利を獲得。このエピソードから、ヒアルロン酸の研究がますます熱心に行われるようになっていったのです。
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王侯貴族の美容食だった?
保水力バツグンで、美容にうれしい効果があるヒアルロン酸。しかし、加齢とともに失われていってしまうので、フランスや中国の王侯貴族たちはその美容効果を求め、ヒアルロン酸を多く含む鶏のトサカ料理を食したと伝えられています。
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ヒアルロン酸で、化粧水を高保湿美容液に?
お手持ちの化粧水(ヒアルロン酸未配合)に市販のヒアルロン酸原液を加えると、肌に潤いを与える効果が高まります。原液を加えることで、ヒアルロン酸の持つ保水力が化粧水にプラスされることがその要因。化粧水1本(約150mL)に対し、ヒアルロン酸原液の半分程度(約15mL)を加えていただく割合がお勧めです。
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ヒアルロン酸は、どんな素材に含まれているの?
鶏の鶏冠・手羽・軟骨、豚足などの素材にヒアルロン酸は含まれていますが、必要量を補うには不充分です。手軽に摂るためにはサプリメントなどをかしこく使いながら補っていくのがおすすめです。
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