独自素材
の研究
卵と酢が創る未来
卵の価値は栄養だけではありません。
私たちは、さまざまな可能性を秘めている卵を最大限活用するために、創業以来研究を積み重ねてきました。卵黄、卵白だけでなく殻や卵殻膜など卵全てに価値ある機能が眠っていることを見つけ、世の中に発信しています。また、酢の研究から多くの可能性を秘めた酢酸菌を見出し、その研究を進めています。
このような独自素材を研究し、新たな価値を生み出すことで、お客様の食生活に貢献し続けていきます。
具体事例
卵白ペプチド・乳酸発酵卵白
卵白に酵素を使うと卵白ペプチドという運動疲労を回復する成分が得られます。また卵白に乳酸菌を活用することで、乳酸発酵卵白という内臓脂肪低減、コレステロールを下げる、筋肉が増える等の研究成果が得られています。
このように独自の加工技術を使いこなし、その機能を解明することで卵白を付加価値化して、世の中の皆様のお役に立てる研究を進めています。
リゾチーム
日本では、冬場のノロウイルスによる食中毒や感染症の流行が社会問題の一つとなっています。
卵白に含まれるリゾチームを独自加工することで、 ノロウイルスを不活化させる効果を示す高機能素材となることを見出しました。
これからも引き続き作用メカニズム等の研究を進めていきます。
酢酸菌
酢酸菌はお酢を作る機能の他に、「体のサビ取り機能(例えば、高齢化による免疫低下、筋力低下、アルコール代謝の低下、加齢臭の増加の改善)」があることが研究成果から分かってきています。さらに機能探索を継続することで、新たな価値創造につなげていきます。
熟成卵黄
熟成卵黄は、卵麹で卵黄を熟成させることでうま味を引き出したキユーピーグループ独自の素材です。長年麹菌を研究し続けてきた樋口松之助商店と、卵のおいしさを研究し続けてきたキユーピーグループが卵麹を共同開発しました。独自の風味・香りを有する熟成卵黄を活用し、さまざまなお客様のニーズに合ったおいしさを提案していきます。