マヨネーズ・ドレッシングを
中心に、サラダで世界の
食と健康に貢献したい

キユーピーは、日本で初めてマヨネーズを製造・販売した会社です。マヨネーズは日本の食卓に欠かせない調味料のひとつとして、多くのお客様に親しまれています。マヨネーズで知られているキユーピーですが、グループ全体の売上では、マヨネーズから派生したそのほかの事業が多くの売上を支えています。

国内市場においては、高齢者世帯や単身世帯の増加、女性の社会進出、家庭内調理の簡略化や商品購入チャネルの多様化が進んでいます。家庭で食事を作る「内食」、惣菜などの調理済み食品を購入して食事をする「中食」、レストランやファストフード等で食事をする「外食」、そのすべてに商品を展開しているのがキユーピーグループのユニークな強みです。お客様の食生活の変化に伴う多様なニーズに対応するため、この強みを生かして、新たな技術・商品を開発し、市場の開拓を進めています。

また海外市場については、中国・東南アジアを中心に、各国で事業を拡大しています。マヨネーズやドレッシングに馴染みがない地域においては、生の野菜をサラダで食べる新たな食文化の提案をしています。また、日本で培ってきたメニュー提案力を生かし、それぞれの国の食文化に合わせた商品やメニューも広げています。一方で、サラダの本場ともいえる北米においても世界戦略商品と位置付ける「キユーピー マヨネーズ」や「深煎りごまドレッシング」が好評で、「KEWPIE」ブランドの認知も益々高まっています。今後は、海外においてもマヨネーズ・ドレッシングを中心に新たな提案を進め、世界の食と健康に貢献していきます。