職種は違えど、「想いは同じ!」。
各部署が共通の想いを
持つことができれば、
より大きな成功につながります。
フードサービス本部 商品部 調味料チーム2000年入社
法学部 政治学科卒
岡 浩史
※掲載内容は入社23年目時点の情報に基づきます。
インタビュー
私は大学で法学について学んでいましたが、自分が興味のあることではなかったことに就職活動前に気付きました。そこで、これではいけないと一念発起し、「自分が本当に興味のあることをしたい。一生楽しいと思える仕事に就きたい」という純粋な思いを大切に考えてみることにしました。その結果、食品業界に限らず、BtoBで「素材」を売るような営業がしたい。そして、自社の素材を使ってお客様と一緒に何かを作り上げることで世の中に貢献したいという考えにたどり着き、就職活動を始めました。
そんな中で出会ったのが、キユーピーです。事業内容はもちろんですが、特に惹かれたのは、キユーピーならではの雰囲気でした。学生時代から友人や家族と大人数でガヤガヤするのが好きだったこともあり、キユーピーが掲げる「楽業偕悦」(志を同じくする人が、仕事を楽しみ、困難や苦しみを分かち合いながら悦びをともにする)という社是に共感したのかもしれません。入社後は、念願かなってBtoBで素材を販売する業務用営業に配属され、お客様と一緒に喜びを分かち合いながら楽しく仕事を続けていました。
しかし、入社3年目で営業部門から研究開発部門に異動になったのです。営業の仕事に楽しさを感じていた私は、「自分なんかが研究所で何をするの?」と内心では嫌で仕方ありませんでした。ただ、実際に異動してみると、研究所ではものづくりの楽しさも苦しさも感じられる、かけがえのない経験が待っていました。今になって強く感じるのは、職種は違えど、どの部署も「想いは同じ!」ということ。各部署が共通の想いを持つことができれば、より大きな成功につながると信じています。
研究所でコブサラダドレッシングを開発したときもそうでした。味を開発したのは私ですが、あのドレッシングは関わったみんなで作り上げたものです。研究開発、営業、生産、品質保証など、全ての部署に共通する想いは「日本に新たなサラダ文化を創ろう!」でした。さまざまな苦労や失敗がありましたが、この共通の想いがあったからこそ、現在のコブサラダドレッシングがあります。そして、これこそが「楽業偕悦」なのだと身をもって体感しました。当初は望まぬ異動でしたが、研究所で得た知識と人脈、そして経験したこと全てが、今の私をつくってくれたかけがえのない大切な財産になっています。
現在、私がフードサービス本部で担当しているのは、調味料の開発です。マヨネーズ、ドレッシング、調味ソースなどについて、販売施策や商品施策などを立案・遂行しています。外食市場の大きな変化や原料高騰など厳しい市場環境を見据え、どんな施策を打ち出していくか。コブサラダに続く日本の新定番サラダをいかにして生み出すか。日々頭を悩ませながらも、関係部署と連動し、自分の提案にドキドキ・ワクワクしながら仕事をしています。
このように、私はこれまで多種多様な業務に携わる機会に恵まれてきました。研究所や営業の現場に戻りたいという気持ちもありますし、全く異なる仕事にチャレンジしたいという想いも尽きません。ただ、どの部署に配属されようとも、「楽業偕悦」の理念は変わりません。そして、このキユーピーの理念が自分自身の幅を広げ、成長を促しているのだと思います。
就職活動中の皆さんに伝えたいのは、「今を、そして未来を楽しんでください!」というメッセージです。私の好きな言葉は「明日」。明るい日と書いて「明日」です。私は就職氷河期と言われていたころに就職活動を経験したので、大変さはよく分かります。でも、就職活動も仕事も「明日は明るい日」と思えば、困難さえも楽しめるはず。きっと素敵な未来が待っていると思います。
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