容器包装の品質
品質評価
食品の容器包装は、時には何カ月も内容物を守り、品質を保持するという大切な役割を果たしています。同時に、使いやすさも容器包装の重要な要素です。
内容物の配合や特性に加え、輸送や店頭での陳列、ご家庭での使用場面などを想定して容器の設計を行います。設計通りに作られているか、実際の使い勝手に問題ないかなど、さまざまな方法で容器の品質を確認しています。
また、機能性評価や安全性評価は容器包装メーカーと連携しながら、課題解決と品質の維持向上に努めています。
おいしさを守る
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容器の肉厚を精密に測り、品質を守るために必要な厚みがあるか、部位ごとの厚みのばらつきは問題ないかなどを評価します。
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赤い浸透液を使って微細なシール不良がないかなど、「容器の密封性が保たれているか」を評価します。
商品の中身を守る
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上から圧力を加え、どの程度の荷重に耐えられるかなどを評価します。
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流通での荷扱いや店頭での陳列を想定した高さから商品を落下させ、変形や破損がないかなどを評価します。
安全に快適にお使いいただく
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マヨネーズのアルミシールの開封しやすさを評価します。
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ドレッシングのプルリングを引っ張り、同様に、開封しやすさを評価します。
マヨネーズの酸化防止
酸素はマヨネーズの植物油を酸化させ、風味を劣化させてしまいます。キユーピー マヨネーズでは酸化を防ぐために、容器包装にもさまざまな工夫をしています。
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口部はアルミシールで酸素を遮断しています(1988年から)。
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ポリエチレン層の間に酸素を通しにくい層を挟み込み、酸素を遮断しています(1972年から)。さらにキユーピーハーフでは酸素吸収層も挟み込んでいます(2005年から)。