品質への想い

品質を確かにする人づくり

品質を確かなものにするのは、人です。そこで私たちは、学びの場や発表の場を設け、品質の向上をめざしています。

ものづくり学校

商品の製造に関わるすべての部門の担当者を対象にした学びの場「ものづくり学校 品質コース」を設けています。ものづくり学校では、商品の品質管理の入門から、高度な応用まで学んでいます。ものづくり学校を修了したメンバーが、各部署で教える側になり、知識や技術を伝えていきます。私たちの「ものづくり学校」は、核になる人を養成し、その人を中心にして仲間を増やして、グループ全体の品質を高めていくことをめざしています。

ものづくり学校で学ぶこと

安全の原理
微生物、分析など、品質の技術と知識を学びます。
安心の原則
法令、自社の取り決めなど、品質のルールを理解します。
安心の原点
過去の事例などに学び、品質の礎となる考え方を身につけます。

わくわくアワード

わくわくアワードとは
キユーピーグループでは「お客様と従業員の笑顔につながる品質向上活動」として「わくわく活動」を行っています。
「グローバル」「協働と創造」「共感(賞賛)」を合言葉に「わくわくアワード」を開催して、国内外のグループ全社より選び抜かれたチームの「わくわく活動」を共有、水平展開することで、私たちキユーピーグループのめざす姿である「世界の食と健康に貢献する」ことにつなげています。

わくわく活動合同発表会の画像

品質を裏付ける仕組みづくり

国際的な第三者の認証を取得することで、グループの品質レベルを維持・向上する仕組みを導入しています。

食品安全に関する第三者認証の導入

私たちは、グループ全生産拠点でGFSI認証と呼ばれる食品安全に関する国際的な第三者認証を取得しています。

外部機関の審査を定期的に受けることによって、品質保証の取り組みについて、客観的に見つめ、改善することで、継続的な品質レベルの維持・向上を実現しています。

GFSI認証とは

GFSI認証とは、2000年5月に設立された非営利財団 世界食品安全イニシアチブ(GFSI)が、安全な食品を提供するために構築した認証です。オランダで作られたFSSC22000、アメリカで作られたSQFも、GFSI認証の一部です。

品質を高める技術の追求

私たちは、最新の生産技術を学び、導入し、品質を高める努力をしています。

生産技術

マヨネーズの外袋の印字

マヨネーズの外袋の賞味期限は、従来はインクジェットによって印字をしていましたが、現在はレーザーを使って印字しています。

二層になっているフィルムの間に特殊なインキを塗布してあり、ここにレーザーを照射することでインキを黒色に発色させる方法です。直接印字する方法と比べて、印字部分に物が接触などしても印字が消えることがありません。

マヨネーズの外袋の賞味期限 拡大画像
マヨネーズの外袋の印字 画像2

分析技術

食品の中に含まれる微生物の同定に関する技術は、近年急速に進歩しています。

微生物の種類を特定すること。

食品の中に含まれる微生物の同定

かつては微生物を食品から分離・培養した後、顕微鏡で観察し特性を調べ、1週間から10日かけて同定していました。それが、遺伝子を使った手法が登場して1~2日になり、今ではその微生物に特徴的なたんぱく質を調べることで30分に短縮できています。

私たちはこうした技術の変化に対して、有効なものは積極的に導入するとともに、外部の機関と共同で新技術構築にも取り組んでいます。

分析技術 画像2
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