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キユーピーアヲハタニュース

2008/3/4 No.24

★宇宙開発

<宇宙開発を「食」でサポート>

宇宙日本食の「白がゆ」が初の宇宙飛行へ

3月に打ち上げのスペースシャトル「エンデバー号」に搭載予定
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)から宇宙日本食として認証されたキユーピーの「白がゆ」が、今年3月に打ち上げ予定のスペースシャトル「エンデバー号」に持ち込まれ、初めて宇宙へ飛び立つことになりました。
 2007年6月、国際宇宙ステーションでの日本人長期滞在に備え、JAXAは白がゆの他、マヨネーズ、カレー、緑茶など合計28品目を宇宙日本食として認証しました。キユーピーは「白がゆ」と「マヨネーズ」の2品を開発し、宇宙日本食の認証を受けました。
 今回宇宙へと飛び立つ「白がゆ」は、市販の「アヲハタ白がゆ」と同じ原料、製法をベースにしていますが、宇宙空間では粘度の低い食品は飛び散りやすいので、宇宙で食べやすいように米の量を増やして粘度が高くなるように工夫しています。その他は市販されている「アヲハタ白がゆ」と同じで、水は「富士山の銘水」、米はコシヒカリを使用しています。また、酸素の影響を極力取り除き、炊きたての香りを引き出す「ふっくら真空仕込み製法」で作っています。

 今回の「エンデバー号」の飛行は、国際宇宙ステーションに設置される日本の実験棟「きぼう」組み立ての記念すべき第1便の飛行です。具体的な任務は「きぼう」の船内保管室を国際宇宙ステーションに届けることで、土井隆雄宇宙飛行士を含む7名のクルーが搭乗し、約16日間の飛行となる予定です。
 宇宙空間での任務遂行に「食」は欠かせない大切な要素です。キユーピーはこれからもJAXAと協力し、日本の宇宙開発を「食」の面から支えていきます。
キラキラ元気&

宇宙日本食「白がゆ」

内容量、賞味期間
 内容量:250g
 賞味期間:1年
特長
無重力の宇宙空間でも食べやすいように、市販の「アヲハタ白がゆ」よりも米の量を増やし、粘度を高くしています。
米は「コシヒカリ」を用い、「富士山の銘水」で炊き上げました。
炊き立ての香りを引き出す「ふっくら真空仕込み製法」で作っています。
包材
 市販されている「アヲハタ白がゆ」と同じアルミパウチです。
 (商品名、表示等のデザインはなし)
食べ方
 アルミパウチを温める専用の加温器で温め、開封して、スプーンで食べます。
 キユーピーの宇宙日本食についての詳細は2007年6月発行のキユーピーアヲハタニュースNo.39をご参照ください。
/company/corp/newsrelease/2007/2007_039.html