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キユーピーアヲハタニュース

2013/1/30 No.10

★新商品

<定番の味に食べやすさと使いやすさを添えて>

市販向け介護食
「キユーピーやさしい献立」2品を新発売
 区分3 やわらかおかずクリームシチュー
 区分4 おろしりんご

2月15日(金)から全国に出荷
 キユーピーは、市販向け介護食「やさしい献立」シリーズから2品を新たに発売します。ユニバーサルデザインフード区分3(舌でつぶせる)に「やわらかおかずクリームシチュー」、区分4(かまなくてよい)に「おろしりんご」を品揃えに加え、シリーズの拡充をはかります。

 「やわらかおかずクリームシチュー」は、クリーム感たっぷりの主菜メニューです。味覚の衰えた高齢者でも食べごたえのある、しっかりとした味つけに仕上げました。「やわらか肉製法(※1)」を採用したやわらかく食べやすい肉や、野菜の具材がたっぷり入った、満足感のある一品です。和食メニューの多い区分3の商品ラインアップに、洋食の要望に応える商品が加わりました。

 「おろしりんご」は、高齢者に好まれるりんごを食べやすくすりおろしたスパウト付きパウチ入りの商品です。家庭では作るのが難しい、きめ細かく、まとまり感のある食感に仕上げました。蓋ができる容器を採用したことで、複数回に分けて食べることができます。また、容器から出してそのまま置いてもりんごが茶色く変色せず、鮮やかな色あいが保たれます。食欲に合わせて食べたい量だけ使用できます。
※1 やわらか肉製法:肉の食感と食べやすさを向上
やさしい献立では、マッシュポテトなどの素材と水を加えて加熱による硬化を防いだ加工肉を、メニューに適した大きさにカットして使用する「やわらか肉製法」を採用しています。かむことや飲み込むことが難しくなった方にも、ほどよい肉の食感をお楽しみいただけるようになりました。
≪既存品3品リニューアル≫
既存のやわらかおかず(肉じゃが・かぼちゃの含め煮・大根の鶏そぼろあん)にも、「やわらか肉製法」を使用しています。
既存品3品リニューアル

 1998 年に日本初の市販向け介護食を発売して以来、キユーピーはこの市場を牽引してきました。おいしさや使いやすさにこだわり、主食から主菜、副菜、デザートにいたる品揃えで、お客様の満足度向上に努めています。キユーピーは、新商品の投入により全54 品となった「やさしい献立」シリーズで、食事を毎日おいしく、楽しく食べ続けることを応援します。

商品の概要は以下の通りです。
1.商品名・内容量・価格:
ブランド 商品名 内容量 参考小売価格
(税抜き)
賞味期間
キユーピー やさしい献立 やわらかおかず
クリームシチュー
80g 150円 12ヵ月
おろしりんご 100g 180円 12ヵ月
2.出荷日:
2013年2月15日(金)から全国に出荷
3.商品特徴:
やわらかおかずクリームシチュー(区分3)
クリーム感たっぷりに仕上げた主菜メニューです。
「やわらか肉製法」により、ほどよい肉の食感を実現させています。
おろしりんご(区分4)
きめ細かく、まとまり感があり、食べやすいおろしりんごです。
食べる量を調節できるスパウト付きパウチ容器を採用しています。
4.販売目標:
20億円(やさしい献立全54 品:小売ベース/年間)
やさしい献立 新商品

ユニバーサルデザインフード(UDF)区分について
 ユニバーサルデザインフードとは、かむ力や飲み込む力といった食べる機能が低下した方に配慮した食品の総称です。老人介護施設などには食べることをサポートしてくれる専門のスタッフがいますが、在宅で、しかも食べることに何らかの支障がある場合、本人も介護者も大変です。そのようなとき大きな助けとなるのがユニバーサルデザインフードです。対象は必ずしも高齢者だけではないという考えから、日本介護食品協議会では「介護食」ではなく「ユニバーサルデザインフード」という名称を採用しています。また、消費者が分かりやすいように、UDF商品の基準を、かむ力や飲み込む力に応じた4つの区分と「とろみ調整」という表示で統一しています。
【日本介護食品協議会のユニバーサルデザインフード区分表】
  区分1 区分2 区分3 区分4  
表示 容易にかめる 歯ぐきでつぶせる 舌でつぶせる かまなくてよい とろみ調整
かむ力の目安 かたいものや大きいものはやや食べづらい かたいものや大きいものは食べづらい 細かくてやわらかければ食べられる 固形物は小さくても食べづらい  
飲み込む力の
目安
普通に飲み込める ものによっては飲み込みづらいことがある 水やお茶が飲み込みづらいことがある 水やお茶が飲み込みづらい  
ロゴマーク