2013/8/29 No.48★サラダ白書 |
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<サラダ白書2013>
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株式会社サラダクラブ(本社:東京都府中市、代表取締役社長:萩芳彰)は、サラダの食文化の把握を目的とした年次調査を2010年から毎年実施し、その結果を「サラダ白書」として発表しています。
今回の調査では、「野菜を食べる理由」について実態を調べました。また、「サラダの食べ方」や「パッケージサラダの利用経験」などについても定点観測を行い、データを蓄積しています。 調査結果①全体の8割超の人が野菜を好きと回答、好きな野菜の第1位は「キャベツ」調査結果②「健康のため」に野菜を食べる傾向あり 野菜を食べる理由を尋ねたところ、「健康のため」と回答した人が75.5%と、「好きだから」(58.8%)を上回りました。健康意識の高まりもあり、好き嫌いにかかわらず体のために野菜の摂取を心がけている人が多いことが見て取れます。
調査結果③食事のはじめに「野菜から食べる」が浸透しつつある 野菜を食べるときに心がけていることとして「食事の際は、必ず野菜料理から食べる」について尋ねたところ、全体の33.1%が「必ずそうしている」と回答し、「心がけているが、必ずしもできていない」(30.4%)をあわせると、全体では63.5%が野菜料理から食べることを意識していることが分かりました。特に女性は73.4%と意識が高く、男性の53.6%と比べて「野菜から食べる」が浸透しつつある様子がうかがえます。
※参考:「野菜から食べる」について 食事の際に、食べる順序や速度が健康に大きな影響を持つことがわかっています。血糖値が急に増えると、すぐにインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまいます。また、インスリンが急激に上がると、しだいに膵臓の機能を弱めて、長い間に糖尿病の原因ともなります。これを防ぐために大変有効な方法として注目されているのが、「食事の際に、野菜料理をご飯などよりも先に食べる」ことです。 (詳細はキユーピーホームページ「時間栄養学」を参照) 調査結果④パッケージサラダの利用頻度は増加傾向 パッケージサラダ(※1)の利用経験者に対し、その利用頻度を尋ねたところ「週3-4回」(6.1%)、「週1-2回」(18.8%)がそれぞれ2012年よりも増加しており、全体的に利用頻度が増加傾向であることがわかりました。食べきりサイズで生ゴミが出ない、洗わずにそのまま食べられるといったパッケージサラダの利便性や、健康のために野菜を摂取したいというニーズが、商品の利用頻度を押し上げている要因と考えられます。
調査結果⑤パッケージサラダ選択時の重視ポイントは「値ごろ感」と「品質」 パッケージサラダの利用経験者に対し、購入する際に重視するポイントを尋ねたところ、「買いやすい販売価格」(「とても重視する」と「やや重視する」の合計86.7%)、「品質」(同82.1%)が上位に挙げられました。
パッケージサラダは年間を通じて一定の価格であることから、野菜相場の変動が大きい近年では、商品の品質や利便性をふまえた「価値」と「価格」のバランスも評価されているようです。 | |||
【調査概要】
・調査方法:ウェブアンケート調査 ・調査対象:全国に住む20歳以上69歳以下の男女 合計2,060人 ・調査期間:2013年5月22日〜24日 サラダ白書2013ハイライトは、サラダクラブホームページに掲載します。 株式会社サラダクラブ 会社概要株式会社サラダクラブは、キユーピー株式会社と三菱商事株式会社との共同出資により設立、1999年4月から、袋をあけてそのまま食べられるパッケージサラダを製造、販売しています。1999年度に約6,000万円だった売り上げは、2011年度には約132憶円、2012年度には約171億円と伸張しています。製造工場は、中河原工場(東京都府中市)、伊丹工場(兵庫県伊丹市)、五霞工場(茨城県猿島郡)、鳥栖工場(佐賀県鳥栖市)、真庭工場(岡山県真庭市)の直営工場5ヵ所に加え、協力工場6ヵ所と、計11工場の稼働により全国への供給体制が整い、サラダクラブ商品の取り扱い店舗は、約10,000店に上ります。(2013年8月現在) |